近年では、一番面白いシリーズだったんじゃないかな。
両チームとも投打ともに締まって、実力が拮抗してたんで。
久信監督は自分が小学生ぐらいの時の
ライオンズの憧れのエースですから。なんだかんだで嬉しいですね。
頭髪とお腹周りに過ぎ去りし年月を感じましたが。(笑)
ジャイアンツは最後、越智はしゃあないね。
結果論ですが、前の回でスパッと代えても良かったかな。
最後ストレートで押せなかったから、これは厳しいなと思いました。
ただ、クルーン、豊田と経験豊富なストッパーを残して
絶好調の平尾を迎えたところで投げさせたのは
いかに今シーズン信頼されていたかの証かな。
大学時代は野村監督(当時)に本当によう怒られてましたが
ようやく素質が実力とかみ合ってきたかな。
1年の時は和田毅(当時4年、現ホークス)が、
神宮で、東伏見で足の上げ方、タイミングの取り方など
そばについていろいろとアドバイスしてたのを思い出してしまいました。
このシリーズ、ライオンズは後藤君、涌井君のYOKOHAMAコンビが
それなりに目立った(後藤君は初戦以降は・・・でしたが)のも嬉しいですね。
渡辺先生、小倉先生もきっとお喜びのことでしょう。
涌井君は今シーズン苦しみましたが、
最後はさすがのピッチングで、エース魂を感じました。
後藤君も去年までなかなか結果が出ませんでしたが、
再びきっかけをつかんだシーズンになったかなと思います。
中日の小山君は残念ながら選手生活を終えてしまったんで、
'98世代としてはこれからも頑張って欲しいです。
・写真は今シリーズMVPの岸君(大学4年次)
・今日もクリーンアップを務めた後藤君(大学4年次)
・当時はデカ大と呼ばれていた越智大祐
<日本シリーズ>西武、逆転で日本一 4年ぶり13度目
プロ野球の日本シリーズは9日、東京ドームで第7戦を行い、パ・リーグ覇者の西武が3―2でセ・リーグ覇者の巨人に逆転勝ち。対戦成績を4勝3敗とし、04年以来13度目(前身の西鉄時代を含む)の日本一に輝いた。最高殊勲選手(MVP)には今シリーズ2勝を挙げた岸孝之投手が選ばれた。
西武は1点を追う八回、1死三塁から中島の三ゴロの間に同点とすると、さらに2死一、二塁から平尾の中前適時打で決勝点を挙げた。巨人は一回、西武の先発・西口の暴投で先制。二回には坂本がソロ本塁打を放つなど、序盤は優位に試合を進めたが、三回以降は西武の継投策に封じられた。
▽西武・渡辺監督 本当に声援、ありがとうございました。チームの思いと家族の思いと、何より全国のライオンズファンの思いが、この2連戦に凝縮したと思う。就任1年目のダメな監督を1年間盛り上げてくれて、選手には感謝しています。日本シリーズが始まる前に(巨人)原監督と「最高の日本シリーズにしよう」と話したが、第7戦までもつれて最高のシリーズができてうれしい。
▽シリーズMVPに輝いた西武・岸 野手の皆さんがいい形でつなげてくれたので、自分もそれに乗っかろうと頑張った。(第6戦は)勝ちたい気持ちと(第7戦で)西口さんに投げてもらうためにも頑張った。
▽西武・大久保打撃コーチ シーズン、クライマックスシリーズ、日本シリーズとどんどん強くなった。まだまだ選手は成長できる。発展途上で日本一になったのはすごいことだ。
▽西武・後藤高志オーナー 若い選手を育てつつ、ベテランや移籍してきた選手のモチベーションを上げながら、渡辺監督はよく戦ってくれた。
▽小池唯夫パ・リーグ会長 (西武には)アクシデントもあり、フルメンバーを組めない状況にありながらも、気迫あふれるプレーは、見事というほかない。すべては渡辺監督、コーチ、選手諸君の信頼関係のたまもので、チーム一丸となっての戦いぶりは心に強く残った。
▽豊蔵一セ・リーグ会長 主力の多くが20代というヤングパワーがチームを引っ張った。就任1年目にして若い選手たちをまとめあげ、レギュラーシーズン、クライマックスシリーズ、日本一と「完全制覇」を果たした西武・渡辺監督の手腕と選手の努力に敬意を表する。
○…シリーズMVPに輝いたのは西武の岸だった。第4戦で4安打完封勝利を収めて対戦成績をタイに持ち込み、中2日で救援登板した第6戦も四回途中からの5回3分の2を無失点。2試合合わせて238球を投げて2勝をマークし、シリーズの流れをグッと引き寄せた。第6戦での救援登板について「(第7戦で)西口さんに投げてもらいたいという思いで頑張りました」と岸。尊敬する先輩に晴れ舞台を、という強い動機付けが快投に、そして自身が最高の栄誉を手にする結果へとつながった。
○…西武は石井一、涌井が先発・西口のあとを受けて救援登板。三回から登板の石井一が2回で3三振を奪えば、五回にマウンドに上がった涌井も2回で4奪三振。ともに1人の走者も許さず、試合の流れを引き寄せた。中2日で登板の涌井が「いつもより気合を入れていった」と言えば、中4日の石井一は「バッターを信頼していたので、自分たちの仕事をすれば勝てると思っていた」。2人の完ぺきなリリーフで敗戦投手を免れた西口は「頼もしい後輩たちです。また来年、シリーズ初勝利に挑戦する」と笑顔を見せた。
◇日本シリーズの表彰選手
▽最高殊勲選手(MVP)岸孝之(西武)▽敢闘選手 ラミレス(巨人)▽優秀選手 平尾博嗣、中島裕之(以上西武)、鈴木尚広(巨人)
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