岡村監督の判断は賢明だと思います。
不安はあるでしょうが、東伏見で練習ができる部員のみなさんは安全に確保しながら、
練習を続けてほしいです。リーグ戦の開催も不安ですね。でも、安心して野球ができる日はきっときます。
早大野球部が無期限全体練習休止
http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp3-20110318-749721.html
東京6大学の早大野球部が17日、無期限の全体練習休止に入った。群発する地震や放射線の拡散などがあり、岡村猛監督(55)は「健康上の問題やリスクの心配があった。不安で練習に身も入らず、けがをする危険性もあるから」と大学本部の通達を待たずに決断。前日16日、全体練習を午前中で終了し「解散」した。帰省や東京滞在は選手に一任。主務への所在報告のみ義務付けたが、同監督は「招集をいつにするか、判断が難しい」と期限を決めず、当面自主練習とした。
この日は入部予定者含め103人の部員のうち、約30人が東京・東伏見で自主練習を行った。グラウンド開放を午前9時から午後1時までとし、極力同じ時間に集まるようにしたが「明日(18日)になれば、また人数が減るでしょう」と同監督。20日までのオープン戦もすべて中止で、22日以降の試合も見直す方向だ。
同大には地震で大きな被害を受けた福島・浪江町出身の新2年生の横山貴明投手(聖光学院)がおり、家族と連絡は取れたという。だが、原発事故が予断を許さぬ状況に加え、都内で食料品、生活必需品「買い占め」現象が起きた。1人暮らしの部員も多く、不安は日増しに大きくなっている。リーグ開幕が4月9日と迫る中、部員の安全を第一に考えた決断だ。「危険にさらしてまでやれ、というのは学生スポーツでは難しい」と岡村監督は続けた。
同リーグの慶大、明大、立大、東大には大学から課外活動の禁止、自粛などの通達が出ている。法大も夜間など一部練習を自粛している。